「Japan IT Week 春」を見学

 先日、国内でも最も大きなIT展示会の1つである「Japan IT Week 春」(東京ビッグサイト)を見学してきましたので、中小企業でも活用できるITツールに着目して報告します。

1.「Japan IT Week 春」

 このイベントは、ITに関する総合的な展示会で、「ソフトウェア&アプリ開発」「データセンター&ストレージ」「クラウド業務改革 EXPO」「AI・業務自動化」など12分野の展示会で構成されています。
 コラムでも書きましたように、展示会を見学すると、Webサイトでは掲載されていない、詳しい管理画面や操作を確認することができ、ベンダの方々と直接話す機会が得られ、価格などを聞きにくい内容も質問できます。
 今回のような大きな展示会では、それらを、まとめて情報収集できます。

2.展示内容

 多くの製品・サービスが展示されており、1日で全てを見学することは難しいと思います。
ここでは、話題の3分野について記します。
※ベンダ名や製品名等の詳しい情報は記載しません。

(1)IoT

 IoTは”Internet of Things”の略で、センサなどがインターネットに接続され、様々に応用される仕組みを指しています。工場における製造機器の監視など以前から利用されている形態ではありますが、センサなどの多様化・機器の低価格化が進み、ここ何年で大きく普及しました。
 今回、着目したのは、無線センサユニット・インターネットにデータを送信する親機・クラウドシステムで構成される簡易なシステムです。センサユニットは電池駆動で1年程度は動作するため、電源配線が要りません。それで、最小構成で初期費用:数10万、月額利用料:数1,000円と安価で、設定も難しい要素はなく、容易に導入できます。似たコンセプトの海外ベンダ製のものがありましたが、こちらは国内メーカ製で使いやすそうです。

IoTセンサユニットと管理画面

(2)RPA

 ここ数年で一気に普及期に入ったRPA((Robotic Process Automation、単純なPC操作を自動化するツール)ですが、いくつもリリースされ、多様化と低価格化が更に進みました。PCへインストールするタイプ、クラウドで起動するタイプが展示されており、どちらも月額5万円~の利用料で、使い勝手を向上させていました。

RPAのシナリオ編集画面

(3)AI

 様々な分野での活用が進んでいますが、事例がたくさん示されていました。写真は、物品を写真撮影し、不良品検知に活用した例です。また、データ収集、モデリングなど活用の仕組みを構築するベンダは何社も出展されていましたが、やはり数100万円以上の費用がかかります。

AIを不良品検査に活用した例

3.まとめ

 本展示会を見学することにより、様々なITツールで多様化・低価格化が進み、中小企業でも十分活用できるものも増えていることが実感できました。やはり、まとめて実物を見られるのは良い機会です。
 また、自社への活用を頭の片隅に置きながら、最新動向に触れることにも意味がありまし、場合によっては、業務改善のみならず、新たな事業機会が得られるかも知れません。
 特に、大きな展示会が開催される関東圏・関西圏の方は、事業の業界向け展示会も含め、情報収集機会の1つとして活用されてはいかがでしょうか。

ご興味のある方は、こちらからお願いします。

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