オリンピック期間中のフィッシングメールには、ご注意を
感動的なオリンピック中継に意識が向く中、非常に巧妙なフィッシングメールが届きました。
携帯キャリアを装った、そのメールは過去に保有していたアカウントの利用確認を促すもので、文面に日本語に直訳したような不自然さは無く至って丁寧な表現です。送信元メールアドレスは、(恐らく詐称していると思いますが)携帯キャリアのドメインです。
しかし、よく見ると、確認を促すサイトのURLは、サブドメインがキャリアの名称ですが、その後のドメインは明らかに偽サイトです。
もし、アクセスしていたら、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)に感染し、PC内のデータが暗号化され、業務が停止してしまっていたかも知れません。
オリンピック期間は、サイバー攻撃が発生しやすい時期です。
IPAでは、連休明けに「情報セキュリティに関する注意喚起」をしていますが、オリンピック期間中も、是非、お気をつけ下さい。
当事務所の代表は、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)を保有しており、「中小企業の情報セキュリティマネジメント指導業務」をはじめ、中小企業向けの関連支援で多くの実績があります。ご相談は、こちらからお願いします。