コロナ禍でできた時間
新型コロナウイルス感染症の影響が長引き、「緊急事態宣言」や「まん延等防止措置」で、休業や営業時間短縮を迫られる事業者もいらっしゃることでしょう。
ある程度の規模の会社であれば、中期の事業計画を策定して環境変化への対応を具体化させている場合もありますが、中小企業では日々の業務に追われ、普段は事業計画の策定まで手が回らないことも多いことでしょう。
しかし、半ば強制的に時間ができた今なら、経営者ご自身で、冷静に環境を整理して、このままで良いのか検討することも可能ではないでしょうか。
様々な支援策が発せられていますが、多くは事業計画に沿った補助を行うものです。毎月、数10名の中小企業者の相談に対応していますが、事業計画なしに経営を好転させることは難しいだろうと思える場面が多々あります。