テレワーク「緊急対策助成金」活用の前に
外出を控える状況が続き、急いでテレワーク環境を整備する企業が増えています。
国や都道府県では緊急措置として助成金の給付を発表しています。
例えば、厚労省の 「時間外労働等改善助成金(テレワークコース)」 や東京都の「事業継続緊急対策(テレワーク)助成金」です。
しかし、テレワークを想定されていなかった方は、一度、落ち着いて考えて下さい。
単純に、「業務で利用しているデータをUSBメモリに保存して持ち帰れば良い」というものではありません。
テレワークを導入する際の課題として最も多いのは、「会社のルールが未整備」だそうです。
データの持ち出しルールはありますか。
USBメモリを紛失して顧客情報が漏洩したら事業者の信頼に関わります。
就業時間は管理できますか。
従業員の皆さんや顧客とのコミュニケーション方法は確保されていますか。
急を要する事態とは言え、テレワークの導入には考慮すべきことはいくつもあります。
助成金を申請する前に、ご相談下さることをお勧めします。